とりあえず、ホムペ更新時恒例のトップページクイズについて。
てか、かなりのネタばれなんで、続きの中に収めておきます…出来れば、トップページの「ぷち・クイズ・de・大戦」と答えを書いてる「始めに」ページをチェックしてから読んでくださいm(_ _)m
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大戦ファンにはかなりマイナー、けど三国志ファンならかなりメジャーな「七星剣」。知ってる人は知っている、知らない人は聞いたこともないでしょう、多分。
元々は、後漢の司徒だったあの王允家に代々秘宝として伝わっていたという名剣なんです。この剣が世に出るまでのエピソードを軽く。
黄巾の乱が一通り解決した後に、大将軍である何進の失態(正確には袁紹の可能性もあるけど)によって、董卓による専横・暴政を許してしまうことになるわけですけど、これに対し無力感を味わっていた王允以下高官たち。そんな中「隙あらば殺そうと思っていた」といきなり口走ったのが、後の魏王・曹操孟徳なわけです。で、曹操は董卓暗殺のために、王允に秘宝の七星剣を貸してくれないか、と頼み、王允も快くおk。
そしていざ董卓暗殺をしようとしたところで、董卓の横にいた呂布が邪魔なので、董卓に「馬が痩せ細ったので、出勤がなかなか…」という理由で、呂布に馬を選びに外に出させて、その隙に董卓を殺そうとしたところ、七星剣の光が寝間の鏡に反射して、董卓に剣を持ってるのがばれちゃうんです。んで、曹操は慌てて七星剣を董卓に差し出して、呂布が持ってきた馬に乗って洛陽から逃げましたとさ。
で、その後この七星剣は董卓のものになり、行方知れずになったとかで。一部では呂布に渡ったとか、王允の元に返ったとか、諸説うんぬん。でも、名剣は名剣なんですとも、えぇ。
ついでに、曹操の持つ名剣「倚天」と「青釭」についても。この二本の剣は、曹操が愛用していた二本の剣で、倚天の方は常に自らの腰に下げていたそうです(実際に、某有名メーカーの無双シリーズでは、曹操の武器の名前にもなっています)そして青釭の方は、夏侯惇の弟(フィクションだそうですが)である夏侯恩のことを気にいった曹操が預けていたところ、荊州に攻め込んだ曹操軍が長坂橋で追いついた際、趙雲が麋夫人と阿斗(後の劉禅)の二人を探すべく曹操軍の真っ只中に飛び込んでいった時に、偶然戦場で出会い、趙雲の一突きで命を絶たれてしまった夏侯恩。その時、趙雲は夏侯恩が持っていた青釭の剣の存在に気づいて、そのまま持って行っちゃったとか。趙雲、それ泥棒じゃね?とか言わないように(汗)
実際、趙雲はその後で麋夫人が井戸にダイブした後、阿斗を懐に抱いて、あのSRのイラストのごとく敵陣を突き破っていき、自慢の槍を失ってもこの青釭の剣で敵をバッサバッサ斬り伏せていったとか。さすが趙雲だぜw
ついでに。趙雲は横山三国志などでは「槍の名手」として名が通ってるんですけど、同じく三国志を題材とした名作「天地を食らう」では、趙雲は「剣の名手」になってます。多分、この長坂橋の単騎掛けの時のイメージとかがあるからだとは思うんですけど、個人的に、やっぱ、趙雲と言えば、槍じゃないかなぁ、と…疾風大車輪は強すぎですが。勝てません。
とりあえず、三国志大戦だけじゃまだまだ分からないことも多い、深い深い三国志の世界。とはいえ、三国志大戦に出てくる武将の中には、かなりマイナー度が高い奴もしばしばいるんですけどね(特にネタ切れ感が強い袁紹軍とか…朱霊とか出してあげようよ、ねぇw)
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