昨日は風邪を引き、今日は別件で大戦してませぬ。あぁ~、つまんない、つまんないぃ~…orz
こんな日は、いつものごとく「戦器」ネタ。今日のテーマは、これっ↓
書簡地味とか言わない。結構重要なんだから。
書簡ていうと、三国志の絵的には賈クや荀攸が持ってたり、荀イクが書いてたりするやつですが、よく見るとあれ、竹ですよね?あれは決して珍しいわけじゃありません。なぜなら、当時はまだ紙が普及したばかりの頃なんですから。
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当時はまだ、紙を作る技術というのが存在していないため、竹を細く切ったものを紐でつなぎ合わせ、ああいう形にして書簡にしていたんです。
よく、文章をまとめるという意味で「編集」という言葉を使いますが、これは竹の書簡がバラバラにならないように「編(あ)んで集める」ことから来たとか。普段から使ってる言葉は、こうした頃から生まれたと思うと、感慨もひとしおですね。
そして「名を竹帛に垂れる」という言葉は、名が竹の書簡や絹に記され、後に残ることを表現していたことから、歴史に名を留めることを指していたりします。自分もいつか…とは思えど、現実に残るのは大戦で負けた時の悔しさだけかも(コラw
実際、当時の兵法書としては有名な孫子や六韜(りくとう)といった書物も、竹簡に記されていたのを発掘されており、当時はこの竹の書簡が一般的だったというのが証明されてたりします。まぁ、こういった竹簡を手にすることはもうないとは思いますが(笑)
そして、実際に紙が書を記すのに使われるようになったのは、この後漢の時代から。当時の紙は相当な高級品で、特別なことに用いられたとか。紙が高級品だった当時を考えると、今のこのインターネットなんかはとんでもない進化だなぁ…と、思いますね。
というわけで、お次は恒例、戦器評価。
現在、書簡(戦器の種類としては書)を戦器として持つ武将は22名ほど。そのほとんどが「計略効果時間UP」というもの。ただ、この計略時間が延びるというのは、単純に喜べないものもいくつか。
例えばR曹操の「孟徳新書」とか、帰れなくなることはほぼ必定。さらに言えば、カン沢の「乾象暦注」に至っては、ほぼ確実に自爆計略とのコンボなのに、時間が延びても…的な効果が。
ただ、中には伸びて効果的なものもあります。例えば献帝の「勅書」や、張松の「西蜀四十一州図」などは、効果時間が延びることで相手が嫌がることは当然ですね。
次に多いのは、単純に最大兵力UPもの。これは計略の効果や時間を延びたりしようがないものがそうです。まぁ、コレクター精神のある人は、集めてみるのも一興かと。特に蔡文姫の「胡茄十八拍」なんかは、歴史上有名な詩集の一つなので、個人的に読んでみたいな~、と思います。ただこれ、“あの”蔡文姫からは想像も出来ない「悲恋もの」なんだとか。
まぁ、西涼にいる奴をイメージすれば…でも、子供が……まぁ、
考えるだけ無駄ですな!(爆)とりあえず、まだまだ戦器を集めきれていないので、またボチボチ回収作業を進めていこうと思ってます。さて、次の戦器は何にしようかな~…いっそ、リクエストとか(無理だろw
ま、最終的には自分の趣味に合ったものをテーマにするのだろうから、気長にお待ちください。この企画を好きでいる人も少ないと思いますが(爆)ではではw
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